セブ留学生必見・フィリピン人講師の発音ってどうなの??

フィリピンの発音について

セブ留学業界に身を置くとよく耳にする質問として、フィリピン人の発音があります。これは諸説色々と言われていますが、今まで500名以上のフィリピン人講師を面接してきた経験から言っても、フィリピン人の発音は確かにフィリピン訛りがあるといえます。

「え!?ということはフィリピン留学したら変な発音が移っちゃう?」

と気にされた方。ご安心ください。私は4年間毎日フィリピンで英語を使っていましたが、日本人訛りの英語を話します。ましてや数ヶ月の留学では、簡単に訛りが移ることはありません。むしろフィリピン人講師の発音を完璧に移すことが出来れば、あなたはネイティブスピーカーと問題なく話すことができますし、世界中どこへ行っても通じる英語を話すことができるでしょう。それくらいフィリピン人講師の発音は総じて綺麗です。私が言ったフィリピン訛りというのは、イギリス訛り、オーストラリア訛りと同じようなものだと考えてください。

ではなぜ私が自信を持って、フィリピン人の発音は世界で通じると考えているのでしょうか。以下、理由を紹介していきます。

1・コールセンターの設置数世界1位!

コールセンターのイメージ

まず、フィリピン人の英語が通じる理由として、コールセンターの数の多さを挙げたいと思います。ご存知の方も多いかもしれませんが、フィリピンのコールセンターの数は2011年にインドを追い越し、現在世界1位。ただ、こう言われても「それってどういうこと??」となる方もいるでしょう。少し具体例を紹介します。

アメリカ人がアメリカで、アメリカ企業の製品を購入し、その製品に不具合があり企業に電話をしたとします。その電話がフィリピンに繋がり、フィリピン人オペレーターが不具合について説明をしたり、あるいは代替品の発送手続きなどを行う。これがコールセンター業務の一例です。

これだけでもフィリピン人の発音が十分に世界で通じることが理解できるのではないでしょうか。フィリピン留学がBBCニュースで取り上げられたこともありますが、そこでもフィリピン人の発音の正確さについて言及しています。

These centres train their staff to sound indistinguishable from Americans, so callers never realise that the person they’re speaking to is on the other side of the world. これらコールセンターはフィリピン人スタッフに対してアメリカ人と同等の発音が出来るようトレーニングをしており、電話を掛けた人は、相手(フィリピン人電話オペレーター)がフィリピンにいることに気づきません。(筆者訳) 出典:The Philippines: The world’s budget English teacher

ちなみに私が働いていた学校でもコールセンター出身の講師が何名かいましたが、総じて非常に流暢な英語を話すことができます。また他の講師も彼らに負けず劣らず、とても綺麗な英語を話しますよ。

2・多くのフィリピン人がアメリカへ出稼ぎに

アメリカのイメージ

世界にはたくさんの在外フィリピン人労働者(OFW)がいます。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った調査「フィリピン経済の現状と今後の展望~ なぜ好調なのか? 好調は長続きするのか?~」(2015, 3) によると、合法、非合法合わせて1049万人程度のOFWがいると言われています。これはフィリピン全国民の約1割。10人に1人が海外で仕事をしている計算になります。

その中でも特筆すべきはアメリカへの出稼ぎ労働者数です。同調査によると、1049万人中350万人がアメリカで労働しており、これは全体の1/3程度を占めています。これもフィリピン人の発音がアメリカ寄りであり、アメリカで仕事をできる英語力を持っていることの論拠になるのではないでしょうか。

出典:フィリピン経済の現状と今後の展望 ~ なぜ好調なのか? 好調は長続きするのか?~

3・映画が字幕なしで上映されている

ハリウッド映画のイメージ

フィリピン国内で上映されている映画の8割はハリウッド映画です。そしてそれらには英語字幕さえありません。研究によると、発音とリスニング能力には強い関係性があると言われています。シンプルに説明すると、知らない発音は知っている音に最も近い音として認識してしまうため、「知らない発音は聞き取れない」ということです。日本人のビギナーにとってR / Lが全く同じに聞こえるが、ある程度上達すると違いがわかるようになるという事実を考えると、理解しやすいでしょう。

映画を観ていると、私でもわからないところで一斉に笑い声が起きるということがよくあります。これは、多くのフィリピン人が映画の内容をしっかりと聞き取れているから。つまり、「フィリピン人はネイティブの発音を知っている」と考えてもよいのではないでしょうか。

4・学校は厳しい面接試験を行っている

平均的フィリピン人の発音が綺麗であっても、人によって多少のバラツキはあります。高等教育を受けた人とそうでない人の間には大きな違いがありますし、また高等教育を受けていても疑問符がつくような発音をする人もいます。しかし、大半の語学学校は厳しい選抜試験を課しており、講師は幾つもの選抜をくぐり抜けた優秀な人ばかり。私も多くの学校で模擬授業を体験させて頂きましたが、平均的フィリピン人より講師の発音は明らかに綺麗です。

まとめ

いかがしたか?フィリピン人の発音がどれほど綺麗か、少しでも伝われば嬉しいです。フィリピン人の発音に関しては様々な意見があると思います。特にネイティブ英語圏への思いが強い方達は、Authentic(本物)ではないと言及することもあるようです。

しかし、英語はあくまでコミュニケーションのツールであり、世界中の人たちと十分にコミュニケーションができる非ネイティブのフィリピン人発音から、私たち非ネイティブの日本人が学ぶことは多いのではないでしょうか。

また多くの留学生が「フィリピン人の発音はとても聞き取りやすい」と言っています。私も超初心者で留学したからわかるのですが、ネイティブスピーカーは音の連結や脱落なども多く、非常に聞き取りづらい。私はフィリピン英語が聞き取れるようになった後にネイティブ英語を聞き取る練習をしましたが、いきなりネイティブに挑戦していたら、挫折していただろうと考えます。

ただ、まずは論より証拠ですね。フィリピン人の発音に興味を持った方は、オンライン英会話などを試してみましょう。ほとんどのスクールが無料体験授業を行っており、5名くらいの授業を受ければ平均的なレベルというのが体感できるはずです。

ぜひ、フィリピン人から綺麗な、そして世界で通じる発音を学んでください。

フィリピンの発音について

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