[2017年版]フィリピン留学・日系学校と韓国系学校の徹底比較

日系・韓国系学校の徹底比較

フィリピンの語学学校は、日本人経営、韓国人経営の2つが主流です。中にはアメリカ、ロシア資本の学校もありますが、やはり一般的な語学学校は日系・韓国系のいずれかだと考えておきましょう。そこで今回は、その違いを徹底比較!教育面・値段・学校の雰囲気など、もちろんそれぞれの学校によって若干違いますが、大まかなのイメージを掴むのに役立てていただければと思います。ではいきましょう!

授業について

グループクラスの様子

日系学校の授業

日系学校は授業内容をフレキシブルに組み立てられる学校が多く、苦手なポイントや仕事で必要なポイントを重点的に強化したい、短期間で1つのスキルを磨きたいという方にはオススメです。また、マンツーマン授業が多めの学校が多いのも特徴の一つです。その他、授業時間が短いコース(1日4時間程度)が設置されている学校も多いため、フリーランスの方が仕事をしながら英語を学んだり、ゆっくりしたペースで英語を学びたい方にもオススメできます。

ただ、日系学校は日本人比率7割以上の学校も多く、グループクラスなどで外国の方とディスカッションする機会が少なくなってしまうのが難点です。韓国人、台湾人など外国人特有の押しの強さを理解し、どう振る舞うかを学ぶことは真の国際理解に必要なスキル。英語を学ぶのであれば日系、韓国系共に問題ありませんが、国際感覚を身につけるのであれば、韓国系に軍配があがると言えそうです。

これまで日系学校は100%日本人なども珍しくありませんでしたが、最近は多国籍化を急ピッチで進めている学校も増えてきており、この懸念事項は解消されつつあります。韓国系学校であっても日本人が非常に多い時期もあるので、気になる方は留学前に確認することをオススメします。

韓国系学校の授業

韓国系の授業は総じて厳しめの学校が多く、いわゆるスパルタ式と呼ばれる平日外出不可、毎日10時間以上勉強などを売りにしている学校はほぼ全て韓国系学校です。韓国は日本以上に英語が求められている社会であり、大手企業では入社時にTOEIC900点以上を求められることもあります。そのため、TOEICやIELTSの資格対策コースが充実しているという特徴があります。

また韓国人はフィリピン留学のパイオニア。10年以上の歴史を持っている学校も少なくありません。そこで蓄積されたノウハウが詰まった資格対策コース、また長い経験を積んでいる講師が多いため、教育面で良い評判を聞くことが多いです。

反面、厳しいカリキュラムに参ってしまう方、外国人との生活ペースが合わず、精神的に疲れてしまう方も一定数いることも覚えておきましょう。

総合評価

ビギナーの方、柔軟性を持って自分のペースで学びたい方には日系学校がオススメです。日本人比率が高いという点はありますが、フィリピン人講師と話す機会も多く、決して「普段は英語が使えない」という環境ではありません。国際理解も大切ですが、基礎英語力がなければそれもままならないという現実もあります。また、しっかりと復習時間を設けず、ただ英語環境に身を置くだけでは高い学習効果は期待できません。そのため、授業後は復習時間に使いたいという方は国籍比率を心配しすぎる必要はありません。またあまり厳しくない学校がほとんどなため、自分のペースで学びたい30前後以上の社会人の方にもオススメです。

中級者以上の方、資格対策での留学を検討している方、厳しい環境でストイックに学びたい方、異文化に触れる体験をしたい方には韓国系がオススメです。大変なことも多いですが、厳しいからこそ成長できるという面もあります。英語力はもちろん、海外で生き抜くタフさを学ぶこともできるのではないでしょうか。

長期留学を検討されている方は、日系で基礎を固め、韓国系で実践力を高めるという方法もオススメです。

食事について

日系学校の食事

日系学校の食事例

写真提供-TARGET Global English Academy

日系学校の食事は総じて日本人好みに作られている傾向、日本食を出す傾向が強いです。もちろんここはフィリピンなので過度の期待はNGですが、丼もの、お味噌汁などの日本食が出るとやはり落ち着きますね。また、日系学校には食事を3食提供していない学校もあります。メリットは自分で選べることに尽きますが、デメリットは予算を管理しづらい点、毎食自分で考える必要がある点、毎日外食しなければいけない点です。

韓国系学校の食事

韓国学校の食事例

写真提供-EV Academy

あまり良い噂を聞くことがない韓国系の食事。私はいくつかの韓国系学校の食事をいただいたことがありますが、基本的にどれも美味しくいただきました。掲載した写真を見ていただければわかると思いますが、特に若い男性の方であれば、美味しく食べれるものだと感じます。しかし全体的に韓国人好みの辛目の味が多い点やや油っぽい食事が多い点など、日本人の口に合わないと感じる方もいるようです。また私の韓国人の友人も、本当の韓国料理はもっと美味しい!とも言っていました。ただ、韓国系学校は毎日3食出す学校がほとんど。あまり食にこだわりがない方、せっかく海外に行くし、異文化の生活環境に親しみたいと考えている方は、ほとんど気にしなくていいレベルにあると私は思います。

総合評価

食事によって体調の変化が出やすい方、口馴染みのある食事の方が勉強に集中できるという方は、日系学校の方がオススメです。反対に、辛いものが好きな方、がっつり食べたい方は韓国系でも全く問題ありません。ただ、いずれにせよ味覚はとても主観的であるため、どうしても合わない人も出てきてしまうということです。その点が不安な方は、食事が提供されない学校も選択肢に入れておきましょう。

学校全般の特徴

日系と韓国系学校の全般比較

日系学校全般の特徴

日本人向けにデザインされており、各日系学校は日本人が快適に過ごせるよう努力をしています。例えばwifi。セブ島はwifiが繋がりにくいことで有名ですが、日系学校は光ケーブルを引いてなるべく快適なネット環境を用意している場所が多いなど、かなり対策をしています(それでも終日繋がらない日もあることを覚えておきましょう)。またホテル寮のある学校、そもそもホテルで運営している学校、社会人専用の語学学校などもあり、施設に多くのバリエーションがあるのも特徴です。そのためか、30代以上の方は日系学校を選ぶ傾向が強いと感じています。

現地サポートも、困った時は日本語で対応してくれるので、いざという時の不安もなく気軽に留学できるのが日系学校の強みです。また全体的にルールが緩めの学校が多いため、自分のペースで勉強や生活をすることができます。個人的な印象としては、日系学校は生活のしやすさ、安心感、サービスが売りで、全体的に塾のようなイメージです。

韓国系全般の特徴

韓国系学校はwifiや食事など生活面はあまり良い評判を聞きません。その代わり、講師やカリキュラムなど教育機関としての機能は高いと言えます。多くはキャンパス型の学校になっており、厳しいルールのため外にあまり出ることが少ない反面、キャンパス内にプールやカフェなどがあり内部でもしっかりと休憩できるようになっています。日系より多国籍化が進んだ学校が多いため、同じキャンパスで、色々な国籍の友人を作るチャンスも多くあります。平均年齢は時期によっても変わりますが、日系学校より若めの印象があります。

オフィス内でも英語を求められることが多いため、最低限の英語力がないと苦労しますが、必要だからこそ話せるようになる、必要だからこそ努力をするという側面を考えると、英語の伸びは期待できます。韓国系は教育の質、資格対策、国際交流が売りの、英語合宿所というイメージです。

気になるお値段の違いは!?

昔は韓国系は全体的に安く、日系の方が高い印象でした。しかし最近は日系韓国系ともにほぼ横ばいになっており、まさに学校次第になっています。TARGETやCEAなどのキャンパス滞在型日系学校は安く、またIDEA、3D Academyなど、もともと韓国資本で、途中から日本人経営に変わった学校も安い傾向があります。上記学校の1人部屋はやはりそれなりの値段になりますが、お部屋タイプが1-6名程度まで選べるため、安く留学したい方は複数人部屋を選ぶと良いでしょう。

対照的に、SME、CIA、Philinter、EVなど韓国の老舗大手学校はドル高の影響を受け、複数人部屋であっても以前よりも割高になってきています。また、日系でもホテル滞在型のFEA、Brilliantや、施設が充実したMBA、韓国系のCIJなどは平均より高めに設定されています。これらの学校はただ高いわけではなく、1人部屋が中心なためこのような価格帯に設定されているということを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?「自分には日系が合いそうだな」「韓国系の方が向いてるかも」など、何らかの参考にしていただければ嬉しく思います!これらはあくまで全般的な傾向なため、一概に韓国系だからこう、日系だからこうということはありません。また、あなたのニーズ全てを満たしてくれる学校はないと言っても過言ではありません。自分にとって大切な要素を3つほど選び、その他は気にしない、くらいのスタンスで行った方が、充実した留学生活を送れるでしょう。

学校選びのポイントはこちらでも紹介していますので、ぜひチェックしてください。

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2016年11月14日
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