英語を勉強しているビジネスマン必見|世界で伝わる英語とは?

ビジネスマン必見、世界で通じる英語力とは

グローバル化と叫ばれて久しい昨今。個人・法人を問わず多くの方が英語力の必要性を感じ、日夜勉強に励んでいます。しかしグローバル化とは言うものの、実際誰に対して英語を使うのか、考えたことがありますか?普段から英語を仕事などで使っている方は心当たりがあるかと思いますが、私たちが英語を使う相手というのは、必ずしもネイティブスピーカーばかりではないでしょう。むしろ、割合としてはアジア人相手に使う人の方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は様々なデータを元に、誰に対して英語を使うのか、また世界で通じる英語を話すための方法を紹介していきたいと思います。ではいきましょう!

日本人に最も関わりの深いマーケットはアジア

実は超多い・非ネイティブスピーカー

英語と言えば、やはりネイティブスピーカーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、英語話者の総数を考えると非ネイティブとの会話のほうが多いことが予想できます。ネイティブ圏に住んでいる知人も何人もいますが、彼らもいつもネイティブと話しているわけではなく、ヨーロッパ、アジア、アフリカの人たちと英語でやりとりすることも多いようです。

ではその割合は具体的にどの程度なのでしょうか。ドイツの企業statistaの発表しているデータによると、英語話者の総数は15億人、そのうちネイティブスピーカーは3億7500万人といわれています。もちろん、英語話者の定義は難しい。私も英語を使って仕事をしたり、やりとりをすることがあるので英語話者の一人かも知れませんが、ビギナーだった頃から英語を使って仕事をしていたので、その時期も英語話者と呼ばれるのは少し疑問があったりします。そのため、あくまで英語話者のボリューム感にフォーカスして以下のグラフを見てください。

英語人口統計

出典:Statista (2016) The most spoken languages worldwide(データを基に留学ハッカーが作成)

これを見るとノンネイティブの割合は3/4。逆にネイティブスピーカーは4人に1人程度しかいないことが確認できます。意外に思うかも知れませんが、アメリカ人でさえ英語を話せない人はたくさんいます。カナダにもフランス語を母語として話す人がたくさんいます。フィリピン人のように非ネイティブであっても卓越した英語力を持った人は世界中にいます。こう考えると、この数字はある程度的を射ていると考えて良さそうですね。

というわけで、まずはネイティブスピーカーにこだわりすぎる必要がないこと。これを感じていただけたかと思います。

インバウンド需要を支えるアジア人観光客

続いて、私たち日本人が最も英語を使うであろう相手、訪日外国人がどの地域から来ているかの割合を見てみましょう。まずは以下のグラフをご覧ください。

観光客の地域別割合

出典:日本政府観光局 – 国籍/月別 訪日外客数(2003 – 2015年)(データを基に留学ハッカーが作成)

これを見ると、2015年の段階で8割以上がアジアから来ていることが確認できます。2020年、来たるオリンピック景気に乗じんと飲食業、小売業など様々な産業が観光客の需要を取り込もうとしていますが、そこで求められるの英語力というのは、アジア人相手に戦えるかどうかが鍵になる言えそうですね。

主要輸出国と海外支社の国別割合

では次は国外に目を向けてみましょう。一体、私たち日本人はどんな国々と主にやりとりをしているのでしょうか。主要輸出国上位15カ国をまとめたグラフを見てみましょう。青の棒がアジアの国、赤の棒がその他の地域の国です。

主要な輸出国一覧

出典:日本貿易振興機構 – 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2016年3月)(データを基に留学ハッカーが一部抜粋し作成)

見ていただいた通り、上位15カ国中10カ国はアジアの国々。日本はアジアへの輸出が圧倒的に多い。ここでも、英語を使ってやりとりする相手はアジア人が中心になると言えます。では続いて、日本企業はどこの国に海外支社を置いているのかを見ていきましょう。同調査を基に上位15カ国をグラフしましたのでご覧ください。

主要な日本企業の海外拠点

出典:同上(データを基に一部抜粋し、留学ハッカーが作成)

ここでも目立つのはアジア。やはりアジアは私たち日本人の経済にとって重要な地域だと言えます。海外赴任になったら多少の現地語は求められるとは思いますが、仕事では英語を使う企業が大半。そのため、外国でも、私たち日本人と同様に、英語の勉強が求められているようです。実際、韓国では新卒時にTOEIC900点以上ないとダメ!なんて企業も多く、日本以上に苛烈な競争が起きていると聞いたことがある方も多いでしょう。

以上、様々な方向から私たち日本人が、誰に対して英語を使う機会が多いのかを検証してみました。それでは続いて、これを踏まえた上で、世界で通じる英語を話すにはどんなことに留意すればいいのかを見ていきます。

世界で通じる英語を身につける

発音はこだわりすぎなくてOK

まず発音について考えてみましょう。ネイティブスピーカーは音を連結させたり脱落させたりすることが多いため、非常に聞き取りづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。しかしアジアで話されている英語は、少なくとも私たち日本人にとっては比較的聞き取りやすいと感じる方が多いようです。私もそうでしたし、多くの留学生もこのように感じています。

一説によるとネイティブとノンネイティブは使っている周波数帯が違うため聞き取りづらい、という研究もあるそうですが、これに対する反証もあり科学的な根拠はわかりません。しかしこれは論より証拠。様々な国籍のアクセントを真似した動画があるのでチェックしてみてください。

かなり誇張している部分もあり、またJapanese Accentの部分は日本語ばかりなので「それ、英語じゃないじゃん!」とおもわず突っ込みたくなってしまいますが、ここでチェックしてほしいのはとにかくどの国籍もそれぞれ母語の影響を受けているという点です。また、英語講師として発音指導もしていますが、発音に関しては得意・不得意の影響が大きいように感じます。一流大学卒のエリートビジネスマンでも発音が苦手な方もいますし、英語はほとんどわからないという方でも、驚くほど綺麗な発音をする方もいます。発音はいわば調音であるため、歌が上手い人は発音が上手な傾向にあるようです(当社比)。

発音はそこまでこだわらなくていい。だからといって極論に走ってはいけません。発音の綺麗さは、伝わりやすさにつながります。そしてリスニング力向上にも役立ちます。ここでポイントになるのは、発音にこだわりすぎて話せなくなってはいけないということです。ぜひ継続的に勉強していきましょう。

わかりやすい表現を心がける

続いて、わかりやすい表現を使うことが大切です。日本人はなぜか「文法、発音共に完璧じゃないと話してはいけない」という幻想を持っているように感じますが、アジア人の英語ももちろん完璧ではありません。完璧ではない人に、大学受験で出てくるような難しい文法を使っても意味がありません。シンプルで、簡潔な表現を心がけましょう。

ではこのシンプルで簡潔な表現はどうやって学んだらよいのでしょうか。

TOEICを勉強する

誤解を招くかも知れませんが、実はTOEICで出てくる表現は基本的にシンプルで、かつビジネスで好まれる丁寧な言い回しばかり。アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの4カ国の発音を学ぶことができるため、TOEICに慣れておけば、どこの国の影響を受けた英語であっても格段に理解しやすくなります。ただ、単語はやはり難しいものが多いため、TOEIC Bridgeと呼ばれる、TOEICの簡易版を勉強するだけでもOK。ここでは詳細は省かせていただきますが、旅行を楽しみたい、飲食店や小売業で、外国人のお客さんを相手にしたいようなケースでは十分すぎる効果を上げることができますよ。

グロービッシュを学ぶ

グロービッシュというのを聞いたことがありますか?これはグローバルイングリッシュを略したもので、英語に対する姿勢、くらいに考えておくのが良いでしょう。先ほどから言っている、シンプルで簡潔な表現を使うためのコツが、グロービッシュです。受動態、関係代名詞などの文法事項は避ける、難しい語彙は避ける、1文はなるべく短くする、発音よりアクセントにフォーカスするなど、具体的なポイントを学ぶことができます。

こちらのURLをチェックするだけでも、概要はサクッと掴めるはずですよ!

icon-angle-double-right “グロービッシュ” を実践しよう!簡単な英語で非ネイティブと話すときの5つのコツ

フィリピン留学する

最後にフィリピン留学の宣伝を少し。最短でアジアで戦う英語力を身につけるためにオススメなのは、やはりフィリピン留学です。フィリピンはBPO事業、つまり海外企業の様々な業務(コールセンターなど)を代行する事業が最も盛んな国の一つ。フィリピン人の多くは、世界を相手に戦っています。

彼らの英語はネイティブのものとは少し違います。専門的な説明は避けますが、基本的にシンプルで簡潔。これは言葉で説明するより、実際に動画をみてもらった方が理解しやすいと思います。まずはイギリスの語学学校のプロモーションビデオを見てください。

いかがですか?これこそまさに、王道のイギリス英語!という感じですね。かなり早口ではありますが、授業中はレベルに合わせてスピードを変えて話してくれるでしょう。また、表現も適宜簡潔なものを選ぶはずです。しかし、やはり一文一文が長く、発音も繋がったり脱落したりと、ネイティブ独特の難しさを感じるのではないでしょうか。日本人がわかりづらいということは、アジア圏の人も同様に感じると言えますね。

では続いて、フィリピン留学のプロモーションビデオを見て見ましょう。

これは意図的にゆっくりと簡潔に話してくれていますので、一概に比較することはできません。しかし、フィリピン人の英語の方が明らかに聞き取りやすく、またシンプルではないでしょうか。私は500名以上の講師を面接してきましたが、これぞまさにフィリピン人の英語だと感じます(発音はかなり綺麗な部類に入ります、また話すスピードはもっと早いです)。

フィリピン人はネイティブではないけど、英語運用のプロ。そんなフィリピン人から学ぶことによって、シンプルで簡潔な英語の運用方法を体得することができます。

フィリピン人の英語がなぜ世界で通じるかはこちらの記事でも紹介しています。ぜひチェックしてください。

英語はフィリピンで学べ|フィリピンとネイティブの英語の違い

2017.01.21

まとめ

以上、私たちが誰に対して英語を使い、そしてどんな英語を習得していくべきなのかについて紹介していきました。シンプルで簡潔な英語というのは、受験やテストでは点数につながりづらいでしょう。しかし、ビジネスではわかりやすさが最も大切。自信を持って英語を使っていきましょう。

少し長い文になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。書いていて、少し言葉足らずな部分も感じましたので、またこの記事の補足になるような記事も書いていきたいと思います。また、ここもうちょっと詳しく!などございましたらお気軽にお問い合わせください。

少しでも学習のお役に立てれば幸いです、ではまた!

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