問題集を解く=勉強するは間違い|問題集を有効活用するアイディア

問題集活用のアイディア

教育業界に身を置くとよく聞く悩み。それは「問題集を解いているのに、成果に結びつかない」というものです。こういった方は総じてやる気が高く、真面目です。こんな方達にこそ、努力をしっかりと成果に結びつけてほしいですね。そこで今回は、問題集を有効活用し、英語力を高めていくアイディアを紹介していきます。ぜひ1つでもいいので取り入れてみてくださいね。ではいきましょう!

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アイディア1|問題集に取り組む姿勢を考えよう

問題集に取り組む姿勢を考えよう

問題集に取り組む上で一番大切なことは、正解、不正解にこだわらないことではないでしょうか。問題集はあってた、あってなかったで一喜一憂するためのものではありません。どこが理解できて、どこが理解できていないのかを把握するため。そして理解した知識を定着させるために用いるものです。

問題集をこなしても成果を上げれない人に多いのが、この正解、不正解にこだわりすぎて学ぶプロセスそのものを楽しめていないこと。正解、不正解にこだわると、不正解=ダメということになってしまい、最終的に「おれって、実はバカなんじゃないのか…」と英語の勉強から目を背けたくなってしまう。あるいはいつまで経っても英語への苦手意識が消えないのではないでしょうか。

そもそも、問題集は(ものにもよりますが)基礎問題もあれば、応用問題もあり、簡単に正解を取らせないようにできています。問題集やったら全問正解だった!という問題集、誰も買わないですもんね。だからある程度知識がある人でも、それなりに解けないような工夫がされています。そのため、あまり正解にこだわらず、不正解だったら「自分の弱点を見つけてラッキー」くらいの気持ちで取り組んでみましょう。

アイディア2|レベルに合った問題集を使おう

その問題集のレベルは、しっかりあなたのレベルに合っていますか?難しすぎてもいけませんし、また簡単すぎても意味はありません。しっかりとレベルに合わせて選ぶようにしましょう。

問題集を選ぶ際は以下のポイントをチェックしてください。

  • 解説を読んで理解出来る
  • 問題の半分程度は知っている
  • 奇問が少ない

まず大切なことは、解説を読んで理解出来ることです。「これは前置詞で、これは接続詞だから正解はこうですよ!」と解説にあっても、そもそも前置詞や接続詞がどんなものかを理解していなければ意味はわからないですよね。そのため、特に初級者の方は解説が充実した問題集を選ぶようにしましょう。「解きまくりドリル!」みたいなのも流行っていますが、解くことに満足して、復習ができていない。その問題は解けるが、なんでそれが正解になるかという原理がわかっていないため問題の形が変わると解けない。こんな症状に陥っている人はたくさんいます。それを避けるためにも、問題集を購入する際は解説も読み、理解できそうかを確認しましょう。

続いて、問題の半分程度は知っていることも大切です。意志が強い方であれば構いませんが、私は半分以上もわからない問題集を解き続けるほどタフにはできていません。ある程度テンポよく、気持ちよく進められるとモチベーションアップにもなります。また、初級者が難しい問題ばかりに取り組んだ場合、知識に穴ができることが多い。基礎が中途半端なのに、なぜかマニアックな文法事項ばかり知っている。特に大学受験用だけに英語を勉強してきた人たちはこんな人が多い印象です。どれほどマニアックな文法知識があっても、基礎が安定していないとTOEICで高得点は目指せませんし、英会話にも繋がりません。実用性という観点から考えても、背伸びをしすぎない問題集選びが大切ではないでしょうか。

最後は奇問の少ない問題集を選びましょう。難関大学受験用、TOEIC900点対策は奇問だらけです。難関大学受験の問題はネイティブスピーカーでさえ間違えることもあると言われています。また、TOEIC900点対策は「こんなんでないでしょ!」と思う問題も散見されます。そんなものを覚えても、意味がないですよね。そして英語=なんかめんどくさいパズルを解くようなもの、という印象が芽生えてしまったら最悪。そこでオススメなのが、センター入試対策、あるいはTOEIC公式練習問題です。これらは奇問が少なく、また英語を使う人なら絶対に抑えて置きたい知識を網羅的に学ぶことができます。

アイディア3|ノルマを考え直そう

ノルマを考え直そう

問題集を買ったら、1日何問解いて、それを3周しよう!といったノルマを作る方がいます。もちろんこのアプローチは間違っていません。ぜひ計画的に進めるようにしたいですね。ただ、ノルマをこなすことが目的になってしまう人もいるということを忘れないでください。ノルマはあくまで、英語ができるようになるために設定したものです。1日100問解いても、理解していなければ意味がありません。逆に1日10問でも、すべて理解するまで解説を読み込めば、1ヶ月もすれば効果を実感できるでしょう。また、問題集を何周せよ!といった言説も目立ちます。もちろん一回で覚えられるわけないので、何回も同じ問題を解くことは大切です。しかし3周しても理解できていなければ意味がありません。逆に、2周でも理解できてればいいんです。

数に固執せず、理解、あるいは知識の定着に固執してみる。ノルマ至上主義になることなく、理解至上主義を目指してみる。こんなアプローチはいかがでしょうか。

アイディア4|完璧主義を捨てよう

先ほどの主張と矛盾してしまうようですが、人間、わからないものはわかりません。少なくとも私はそういう人間です。理解するよう最大限の努力はすべきですが、それでもなんかうまく飲み込めない。そんなことも出てくるでしょう。例えば現在完了形。経験、継続、完了などの意味がありますが、日本語にはない時制のため、その本質を掴むのは難しい。中学で習う文法ではありますが、その本質を理解している人は意外と少ないように思います。会話や英作文でも、過去形との使い分けで悩む方も多いのではないでしょうか。こればかりはそもそも言語が違うのだから、ある程度仕方ない。こういった割り切ったスタンスも時には大切です。

ただ、もし理解できなくても原理だけはしっかりと抑えておくこと。現在完了形の例で言えば「経験、継続、完了を表すもの」とだけは理解しておくこと。その理解がない状態で現在完了形の問題に触れても、本質への理解はなかなか進みません。しかし原理の理解があれば、あるとき「あ、こういうことか!」となる日が来ます。そのため、こんなアプローチも試してみましょう。

問題集を解いて、とりあえず文法的な説明だけは理解する→しばらくその問題集から離れる→再度同じ問題集を解いてみる

その問題集から離れている間も、様々な英文に触れましょう。英会話でもいいですし、単語の勉強でも構いません。そしてしばらくしたら、また挑戦します。そうすると、文法の抽象的な説明ではうまく本質が掴めなかったことも、理解が進んでいる場所もあるはずです。今わからなかったら、3ヶ月後にわかるようにする。こんなスタンスも取り入れてみてはいかがでしょうか。

アイディア5|復習の鬼になろう

問題集に取り組む上で一番大切なことは、正解、不正解ではなく、弱点の洗い出しと定着の促進。こんな話をさせて頂きました。じゃあ洗い出された弱点はどうすべきか。そうです、徹底的に復習すべきです。すでに述べていますが、わからなかったから間違えた問題です。その問題の解説をチラッと読んで、定着させる自信はありますか?私にはそんなことはできません。何度も、何度も復習をしてようやく原理が飲み込めてきます。そして原理が飲み込めて、様々な英文に触れるうちに本質をつかめるようになってきます。

復習をする際は、正解を言えるかどうかではなく、なぜそれが正解かを言える状態を目指しましょう。TOEICなどの4択問題では、すぐに答えを暗記してしまいます。だから2回目解いたときに正解したかどうかなんて、本当にどうでもいいんです。そして正解の根拠が言えるようになったら、それでも復習すべきです(少し時間を空けても構いません)。しつこいですが、そうやって原理を理解し、最終的な本質の理解を目指す。ここまでくれば、英語を身近に感じることができているはずですよ。

まとめ

いかがでしたか?今回は問題集に取り組む上で役に立ちそうなアイディアをまとめてみました。ぜひ1つでもいいので取り入れてみてください。最後に一つお伝えしたいことがあります。最初から自分にとってベストの問題集を選べる人は少数でしょう。最初から自分にあった形で問題集を活用できる人も少数でしょう。みんな悩んで、試行錯誤しながら自分にとってベストのアプローチを見つけていきます。これこそがもっとも大切なことではないでしょうか。

みんな、人それぞれ違います。性格や嗜好、考え方の全てが違うのだから、万人にとって完璧な勉強法というものはないのではと考えます。文法至上主義の教育が叩かれることも多い昨今ですが、私は世の中の流れに逆らうように文法を勉強し、短期間で話せるようになりました。しかし、みんなが私と同じことをやっても、うまくいくとは限らないでしょう。

初級者の方は、まだ勉強の型ができていません。そのため、例えば今回のような記事を参考にし、真似することから始めてみましょう。中級者以上の方は、自分の経験や性格と照らし合わせて、このアイディアは使えそうだな、と思ったものを取り入れてみてください。

問題集を味方に付ければ、学習は一気に加速します。ぜひ有効活用してくださいね!

問題集活用のアイディア

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